増殖中?40代の【おひとり様】のすすめ

 

おひとりさまと言うとどういうイメージだろうか?

以前よりはずいぶんいいイメージになってきたような気がする。

むしろ「友達を作らなきゃ」というような同調圧力の方がおかしいのではないかとさえ思える時代になってきた。

とても良い時代だと思う。

みんなでワイワイも、おひとりさまも、個人が心地よく感じられる生き方を選べばいい。

おひとりさまのベテラン

僕自身はもう10年近く特定の友達というものを持たずに生きてきた。

具体的に言うと、趣味が多く各ジャンルにそれぞれの知り合いや仲間は存在するが、

あくまで知り合いであって、お互いに友達とは認識していない。

広く浅く近所付き合いをしているような感じだ。

僕自身はこれが自分にとって最高の状態だと思っている。

僕も40歳をすぎ、色々な人間関係の模索を経て今の状態が最高であるという結論に達した。

コミュニケーションがへたというわけではないと思う。

また他人に対してことさらドライというわけでもない。

他人にかけるリソースを、他の事に振り分けたというだけのことだ。

おひとりさま愛好家のメカニズム

おひとりさまキャンプで有名なヒロシに代表されるように、

一人遊びが上手な人というのはどういう人なんだろうか。

中年に近づくほどおひとりさまスタイルの割合は増えていくような気がしている。

おそらくそれは人間の自立に関わっているのではないかと思う。

共感や共有をベースにした友達の輪での遊び方を経て、人は成長していく。

やがて年を取り、より自分個人の個性を重みを置いた遊びの味わい方も学んでいく。

たった一人で自然のなかに入り焚き火をする。

たった一人で朝の海に行き、ポツンと一人、沖で波待ちをする。

他者の存在しない自分と世界、一対一の時間だ。

それは意外にも豊かでエキサイティングな時間。

若い頃には味わえなかった大人の味わいだと思う。

他人の目を気にしない、自己承認欲求から解放された時間というものは想像以上に気持ちのいいものだ。

おひとりさまを楽しむメンタリティ

それでもなお、たった一人で趣味を楽しむということは結構ハードルが高い。

気恥ずかしいということもあるし、なんとなく罪悪感すらある。

自分は友達のできない寂しい人間なんだろうか、そういう自責の念が出てきたりする。

いくつかのアドバイスをしたい。

まず他人は、あなたのことなど全く気に留めていない。

恥ずかしがることは何もない、というより見当違いだ。

おっさんが何をしていようが、誰も気に留めないだろう。

また、自分をコミュニケーション能力のない寂しい人間だと思うのはやめよう。

仲間で楽しむか一人で楽しむか、それは選択の問題であって、自分に気持ちのいい方を選べばいいのだ。

本当は仲間とワイワイやりたいけど、なかなか仲間が出来なくてやむなくおひとりさまをやっているという状態なら、

ジモティーなどのソーシャルツールを使って仲間を探してもいいと思う。

おひとりさまと、仲間探しを同時にやればいいじゃないか。

仲間がいないからというわけで、やりたいことを諦める人がたくさんいる。

それが一番もったいない。

あんまり色々考えずやりたいことはとりあえずやってみる。

仲間がいてもいなくても、十分に楽しめるいい時代なのだから。

まとめ

おひとりさまも、かなり市民権を得てきた。

仲間ができないから、何かをやらないではなくて、

まずはやってみる。

それから仲間を探してもいいし、一人の楽しみを深めていってもいい。

中年よ、ためらわず、やりたいことやろう。

本日のおすすめの逸品

記事の内容に即したおすすめの逸品を紹介するこのコーナー。

おひとりさまの権威といってもいい、著者の上野千鶴子。

一人で楽しみ、一人で老い、一人で死んでいく。

そのためのヒントが散りばめられた一冊。

僕にはまだここまでのおひとりさま人生を選ぶ理由はないけれど、

読んでおくと人生のバリエーションが広がって価値観の自由度が広がる。